【中医協】高度な専門性を要する病院の手術料、最大5割アップへ(医療介護CBニュース)

 来年度の診療報酬改定では、病院で実施する「手術」を中心に、重点的な評価の引き上げを行う。厚生労働省が2月5日の中央社会保険医療協議会(中医協)の総会に示した改定案によると、外科系学会社会保険委員会連合(外保連)の手術報酬に関する試案に基づき、現行点数とのかい離が大きく、高度な専門性を要すると判断される手術について、現行点数の最大5割を目安に引き上げる。

 厚労省によると、来年度の報酬改定での対象項目は手術全1800項目の半分程度。
 技術度や協力者数、所要時間などを勘案している外保連試案に基づき、経験年数15年程度の特に特殊な技術を有する専門医が実施する「技術度区分E」の手術と、経験年数15年程度の専門医が実施する「技術度区分D」の手術の評価を引き上げる。
 また、現行では3歳未満の小児の手術に認めている「乳幼児加算」の対象も6歳未満に拡大する。

 意見交換では、嘉山孝正委員(山形大医学部長)が、手術料引き上げの算定要件として「ぜひとも『勤務医の処遇改善を考慮した場合』というような言葉を入れてほしい」と主張。
 これに対し厚労省側は、仮にこうした文言を入れた場合、処遇改善に急には対応できないところもあるため、「手術料そのものが算定できない事態になってはいけない」と述べ、手術料の算定要件ではなく、答申の付帯意見などに盛り込むことを提案した。


【関連記事】
【中医協】「ドクターフィー」に賛否、基本小委で議論
【中医協】「外保連試案」の最終案、来年夏までに
【中医協】手術料の設定に外保連試案を全面活用へ
【中医協】外科系医師からヒアリング実施へ−基本問題小委

外環道工事 40年ぶり再開(産経新聞)
暴追拠点は元組事務所 全国初、和歌山で業務開始(産経新聞)
<黄砂>飛来情報のHP 環境省が開設(毎日新聞)
ハイチへPKO派遣決定=陸自第1陣、6日に出発(時事通信)
積雪で日暮里・舎人ライナー運転見合わせ 新幹線遅れも(産経新聞)



このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。