シバザクラ、まるでピンクのじゅうたん(読売新聞)
群馬県館林市の「野鳥の森ガーデン」のシバザクラが見頃を迎え、ピンクや白のパッチワークのように広がっている。
約4万平方メートルに植えられているのは5種類、22万株。ゴールデンウイーク前半まで楽しめる。
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官房長官、高速上限制度反対は「理解に苦しむ」(産経新聞)
平野博文官房長官は16日午前の記者会見で、政府が国会提出している高速道路上限制度の関連法案に関連し「政策会議を行って議論しており(法案を)通すとか、通さないという議論は理解に苦しむ」と述べ、政府案の成立を目指す考えを強調した。
法案をめぐっては、衆院国土交通委員長を務める民主党の川内博史氏が「委員会を通さない」と反対している。
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BoA、約2年ぶりの全国ツアー最終公演=「やりたい音楽を続けたい」(時事通信)
歌手のBoAが16日に、約2年ぶりの全国ツアー「BoA LIVE TOUR 2010〜IDENTITY〜」の最終公演を東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行った。公演ではメドレーを含めて21曲を披露。大人っぽい雰囲気のバラードや、鮮やかなダンスパフォーマンスで観客を魅了した。
BoAが「音にも演出にもこだわった」と自信を見せるツアーの最終公演は、「BUMP BUMP! 」「まもりたい〜White Wishes〜」をはじめ、今年2月にリリースした日本で7枚目のオリジナルアルバム「IDENTITY」の収録曲を中心とした構成に。2005年のヒット曲「DO THE MOTION」や、米国でのデビュー曲「Eat You Up」のほか、ライブ初披露という「Before you said goodbye to me」なども歌った。
「あのころはまだ幼くて 走り続けるのがすべてだった」。公演の冒頭、ステージ上に設置されたスクリーンには、日本でデビューした14歳の時の期待と不安などもつづられた文が映し出された。これとは対照的に、ステージ上ではアルバム「IDENTITY」について、「制作に深くかかわり、作詞、作曲も頑張った」などと語ったBoA。大人のアーティストへの成長ぶりが印象的だった。
今年は2000年の韓国デビューから10周年に当たるが、BoAは「今まで音楽を思い切り楽しんできたけれど、この先も自分がやりたい音楽を続けられたらいいな」と話し、今後のアーティスト活動への情熱を新たにしていた。
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<訃報>星川清司さん86歳=直木賞作家(毎日新聞)
作家で脚本家の星川清司(ほしかわ・せいじ<本名・清=きよし>)さんが08年7月25日、肺炎のため亡くなっていたことが9日、分かった。86歳。葬儀は家族で済ませた。
映画「眠狂四郎」シリーズの脚本を手がけ、90年には小説「小伝抄(こでんしょう)」で直木賞を受賞。生前は1926年生まれと公表していたが、実際は受賞時68歳で、日本文学振興会によれば65歳で受賞した古川薫さんの最年長記録を上回ることになる。
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学力テスト入札で文科省、見積書を「丸のみ」(読売新聞)
文部科学省の「全国学力テスト」事業を巡り、同省が2008年度と09年度、事業を民間に委託するための入札を実施した際、中学校分の事業の予定価格を、小学校分より5億円以上高い約23億円に設定していたことがわかった。
両年度とも、それぞれ単独で入札に参加した「内田洋行」(東京都)と「ベネッセコーポレーション」(岡山市)から、事前に提出された「見積書」をもとに、予定価格を決めていた。中学校分と小学校分の事業は同規模で、5億円を超える価格の開きは、同省が、業者の見積もりをほぼ“丸のみ”したことを裏付ける形になった。
中学3年生と小学6年生を対象にした学力テストは、2年目の2008年度から採点・集計などの業務を民間に委託するため一般競争入札を導入した。しかし、一部業務を除き、中学校分は内田洋行が、小学校分はベネッセが、ほかに入札参加業者がいない「1社入札」で毎年落札している。
文科省は08年度と09年度の入札の前に予定価格を決める際、会計検査院が「複数業者から取るのが望ましい」としている見積書について、中学校分は内田洋行から、小学校分はベネッセからしか取っていなかった。
中学校分と小学校分の事業で対象になる生徒と児童の数は、いずれも約120万人と同規模。その一方、学校数は中学校が約半数のため、解答用紙の配送・回収費用などを低く抑えられる可能性はあった。
しかし両年度とも、文科省は、中学校分の予定価格を小学校分(約17億〜18億円)より高い約23億円に設定。この結果、内田洋行の落札額は08年度は約22億4000万円でベネッセより約5億5000万円高く、09年度は約21億9000万円で、同じく約4億8000万円高かった。
落札額の内訳を見ると、08年度では、内田洋行が借りた採点・集計システム(サーバー)の4か月間のレンタル料が、同じ製品を購入した場合の価格(約1億4800万円)より高い約1億8900万円に上り、採点のアルバイトの時給もベネッセより約26%高くなっている。
文科省は、予定価格を決める際、見積書を複数の業者から取らなかった点について「実際に入札した業者の見積もりでないと、予定価格を積算する際の参考にならない」(初等中等教育局)と説明。中学校分の予定価格が小学校分を大きく上回ったことについては、「内田洋行が落札できなければ、テストが実施できなくなるため」(同局)として、同社に配慮したことを認めている。
両社は3月末の入札で10年度の事業も落札しているが、文科省は3日現在、「契約手続きが済んでいない」として落札額を公表していない。内田洋行とベネッセはそれぞれ、「契約内容についてはお答えできない」としている。
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重度障害者 脳波で意思表示 産総研が開発(毎日新聞)
意思疎通が難しい重度の障害者が、脳波を使って「ウーロン茶が飲みたい」など500以上の選択肢から意思表示できる小型装置を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)のチームが開発した。数年以内に1台10万円以下での実用化を目指す。
産総研の長谷川良平ニューロテクノロジー研究グループ長らは、人が何かを見つめると特定の脳波が強まることに着目。コンピューター画面で点滅する選択肢(イラストと文字)を見せながら脳波計で脳波を測る仕組みを作った。
外出先でも使えるよう、脳波計は縦5.5センチ、横3.3センチと名刺の半分程度で重さ24グラム。使う人の後頭部に装着し、画面上で選びたい選択肢を見つめて点滅回数を数えると、脳波がスイッチとなり選択肢を選べる。
選択肢は3段階で計512通り。第1段階は「飲食する」「移動する」「気持ち」など8分類あり、各分類に入るとさらに細かい選択肢が選べる。例えば「飲食する」→「飲み物」→「ウーロン茶」と選べば、画面上に現れたキャラクターが「ウーロン茶を飲みたいです」としゃべる。
体や言葉が不自由で意思疎通が難しい人は、パーキンソン病や筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)の患者だけで約14万人にのぼる。健常者10人で試験したところ、この装置で意思の6〜9割を正しく読み取れた。今後、ALS患者の協力を得て精度を上げるという。【高木昭午】
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サクラ 花見の週末 東京・六義園(毎日新聞)
東京都心は27日、サクラが開花して最初の週末を迎えた。3月上旬並みのやや肌寒い休日となったが、青空の下、サクラの名所は花見客でにぎわった。
江戸時代の名園として、美しいシダレザクラで知られる東京都文京区の六義(りくぎ)園には、午前9時の開園から大勢の家族連れが訪れた。思い思いに散策し、枝いっぱいに薄紅色の花を付けたシダレザクラや、ほころび始めたばかりのソメイヨシノを楽しんでいた。4月4日まで、日没以降はライトアップする。【合田月美】
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